旅の疲れを癒す梅昆布茶と金平糖
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梅昆布茶
梅昆布茶にはお客様とのご縁を大切にさせていただきたく「結び昆布」と群馬名産の「梅」、そして京都「原了郭」の「御香煎」を浮かべ、京都緑樹庵の「金平糖」とともにお出しいたします。
御香煎【原了郭】
「御香煎」とはお湯やお茶に振り入れ香りを楽しむ飲み物で、漢方の原料を数種類合わせて香ばしく煎り、粉末にして焼き塩で味付けしたものです。現在、香煎を専門に扱うのは江戸中期1685年創業となる京都・祇園の老舗「原了郭」のみとなり、一子相伝の秘伝により現在でも材料を全て明かしておりません。
金平糖【緑寿庵清水】
お茶菓子は江戸後期1847年に創業した日本で唯一の金平糖専門店、「緑寿庵清水」の金平糖をご用意いたします。色合いごとに味もそれぞれに異なる同店ならではの金平糖は、1種類につき16日から20日かけて手作りされる逸品です。金平糖にはレシピがなく、気温や天候によって蜜の濃度や釜の角度と温度、釜で転がる金平糖の音を聞き状態を見極めて五感を使いながら体で覚えていく一子相伝の技で作られます。砂糖の金平糖が作れるようになるのにも、コテ入れ10年、蜜掛け10年、合わせて20年かかると言われています。